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おだやかな日々に

自販機

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  昨日自由が丘の裏道を通り抜ける時、ずらりと並んだ自販機に出くわしました。それで先日、短歌誌「青風」に執筆依頼を受けて書いたものを思い出しました。以下は青風三月号に掲載された小文です。


                           
                               自販機         
 自販機とは路上の何処にでも設置されている自動販売機の事とは誰でも知っている事であるし、冷たい、暖かい飲み物から最近では色々なものが置かれて大変便利な機械であるという事も周知である。この「自販機」という言葉を使った一首に出会い、私は驚いた。
       なにゆゑに自販機となり夜の街に立ってゐるのか使途十二人 小島ゆかり
 この無機質な機械である自販機をキリストの十二使徒に見立てた作者の想像力、感性はどうなっているのだろう。作者がキリスト教徒であるかないかは分からないし、そうであっても無くても一首の成立にはあまり関係のない事かも知れない。が、あまりにも唐突であるし、意外である。その意外性に私は驚いてしまった。ひっそりとした夜の街に並ぶ十二台の自販機にインスピレーションを受ける作者の感性のかけらを私も欲しい。
  1. 2020/03/10(火) 16:07:08|
  2. 短歌など
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十月あれこれ 3 台風と歌会

IMG_20191025_145121.jpg  12日に台風19号が荒れ狂いました。千曲川や阿武隈川が氾濫したり、中小の河川が氾濫して大変な事になりました。近くでは多摩川は満水状態、孫が使っていたサッカーの練習場など水浸し。丸子川が氾濫して田園調布でも浸水した家が出たそうです。我が家は強風と風でリビングのダウンライトから雨漏り。慌ててビニールと洗面器で手当てしました。翌朝、玄関前の小型物置が定位置からずれて斜めになっていました。
 一夜明けて台風一過、上天気。一年一度の特別歌会の日。市ヶ谷のアルカディアに出掛けました。お堀の水はどうなっているかしらと、裏に出てベンチでサンドイッチとジュースで昼食を採りながら観察。水は少しだけ増えているかなくらいでした。

utakai019.jpg
関東から西は新幹線も通って、無事に参加出来た方がいらしたけれど、むしろ関東、東北方面は交通困難でやむなく欠席された方、また何とか乗り継いで遅れて到着した方など、大変な事でした。それだけに少人数ながら皆さん熱心な方達で充実した二日間でした。丁度開催の時期が台風シーズンと重なるので何とかならないかな~。

今年の歌会は一寸受付をしただけなのに、とても疲れました。寄る年波のせいでしょう。
16日は池袋の発行所で11月号の配送準備などのお手伝い。何時まで出来るか分からないけれど、同好の仲間と一緒に仕事をする楽しみは今の生甲斐の一つと思っています。
  1. 2019/10/31(木) 16:28:17|
  2. 短歌など
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グアンバッタ

  毎月一度、短歌会のお手伝いで池袋にある発行所に通っています。五人で仕事をしていますが、今月は一人都合でお休みすることが決まっておりました。ところがメンバーのお1人の高齢の母上が肺炎に罹り看病のために急遽欠席される事になり3人で頑張ろうと出掛けました。
するとどうしたことか、一人の方が来られず、結局二人で仕事をすることになってしまいました。五人でやっていたことを二人でぇ~大変だぁ~!
腹を据えて時間をかけてやるしかないと覚悟を決めました。この日はOさんが早く来て最初の段取りを片づけて居られました。お蔭で順調に事が運び、面倒くさい事も起らず、思いのほか早く北海道から九州、沖縄、海外まで完了!バンザーイ!!
最後の計算も合って、とても幸せな気持ちになりましたよ。 来月はまた五人で楽しく仕事が出来ますように。密かに思うには、この年で何とかお手伝いが出来るのはパソコンゲームをやっているからだと、ゲーム遊びの罪悪感を正当化しているのであります。

IMG_20190419_153855.jpg コーラスに行きました。何時もの所が選挙会場になる為か、予約が取れなかったので我が家からほど近いシェアハウスに変更になりました。で、行ってビックリ!この藤の花でした。このお宅は昭和初期に建てられた純和風建築でこの字型。吾々が使う所は和室二まを続けて板貼りにしたところですが、ここから見えるこの景色が気持ちの良いこと!
 「ここに来ると歌なんか歌わないでお茶でも飲んでおしゃべりでもしたくなるね~~」とは先生。「こっちに咲いてる青い花は何だろう」「花大根ですよ。諸葛菜とも言いますよ」「そうなんだぁ~、此処に来ると色々教えてもらえるなぁ~」 で、歌も歌いましょうね~~🎶

Collage 2019-04-25 17_23_37 
 短歌会に行きました。和敬塾の緑が素晴らしい!石楠花の大きな花にも会いました。部屋の鍵を貰う事務所が代って場所が分からないのでキョロキョロしていると塾の学生が二人。声を掛けたら外国人の学生でした。構わずオバァサンたち、声を掛ける。上手な日本語で答えてくれて案内までして呉れました。「お国はどちらですか?」と聞くと一人はブラジル、一人はアメリカからで早稲田大学に留学しているとのこと。一年前に日本に来たそうで、もう上手に日本語を話すので褒めてあげました。若い人はいいなぁ。帰りにふと気が向いて、一人で鬼子母神に足を延ばしました。縁日の屋台みたいなのが良い雰囲気。この日は手作り市だったそうでそろそろ店じまいの時間でした。

 都電荒川線の電車にも出会ったし、小さなパン屋さんで手作りのメロンパンとクロワッサンの美味しいのも買ったし、そして草臥れちゃったし。。。それは自業自得でした(笑) 以上、平成の間の三連発でした。


shearefuji.jpg
スマホで出ない藤の画像をもっとサイズを小さくしてアップしてみます。
  1. 2019/04/25(木) 22:25:27|
  2. 短歌など
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海に眠る


今年も区民センターのお雛様に出会いました。段飾りのお雛様も素敵ですが、手作りの小さなお内裏さまが段飾りに負けぬほど素敵でした。


katidoki.jpg
その三月三日は短歌会のS先生が亡くなられて一年目になります。先生のご意志で海洋散骨をされるとの事、晴海から出航との事で勝どき駅に降り立ちました。勝どきには2016年の2月21日に、亡くなられたユミさまのお誘いで晴海トリトンスクエアの第一生命ホールのコンサートに来た事がありました。広い道路に高層ビル。近くに築地市場があり、活気もある町。これから東京オリンピックに向かい、更に変化してゆく町かもしれません。



heaven.jpg 出航は先生の亡くなられた時間を考慮されてか16時15分、前日から寒さが緩んで海も比較的穏やかでした。羽田沖まで小型船で進み、お別れ致しました。深く沈んだ先生のお骨の上に美しい花びらがいつまでもたゆたう様子を見ながらご冥福をお祈りいたしました。代表の方が、「先生の骨は地球に、魂は天国に・・」と言われた言葉がすんなり入って参りました。先生らしいすっきりしたとても良い式だったと思いました。19時頃晴海に戻った時にはすっかり暗くなって、ビルの明かりが綺麗に見えました。長い人生で色々葬儀には出席しましたが、海洋散骨は初めての経験でした。うん、私も・・・・・・


  1. 2018/03/08(木) 15:33:40|
  2. 短歌など
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古いノートから


 私が短歌を始めた頃のノートを久しぶりに開いたら、亡き飯塚可男さんからの葉書が挟んであった。飯塚さんの短歌が新聞の歌壇の土屋文明選に載っていたのを見て私が差し上げた葉書へのお返事であった。どんな歌だったのかと思ったら新聞の切り抜きも挟んであった。飯塚さんの人となりと、土屋文明先生のものの考え方が良く偲ばれて、新年の新しい指針を示されたような気がした。
  1. 2018/01/11(木) 16:03:56|
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