おだやかな日々に

江戸前な一日

獅子頭美味しいお蕎麦を食べて一休みしてから、地下鉄の市ヶ谷駅に向かう。のんびり町歩きしているとウインドウの中から華麗な九段の獅子頭がこちらを見ていた。お祭りになると活躍するのだろう。
ヒルズ
地下鉄を乗り換えながら、六本木へ。念願のボストン美術館展が見られるぞ!森アーツセンターギャラリーというところに来るのは初めてである。この何処からでも見える六本木ヒルズに向き合うように建っているビルの52階とのこと。

ポスターエレベーターに乗り込む。ブイーンと上昇。ゆらゆらと揺れたと思ったら電気が少し暗くなった。お喋りしていたご婦人達も急に静かになる。やはり52階という高さは尋常ではない。

会場は混雑というほどでも無かったが、決して空いて居たわけでも無かった。
ヴァンダイク、レンブラント、マネ、ドガ、ロートレック、ピカソ、ミレー、コロー、ルソー、クールベ、ピサアロ、シスレー、セザンヌ、ルノワール、ブラック、などなど。こう並べてみると壮観である。ボストン美術館はすごい。
陳列されていた絵の中では、やはりゴッホの「オーヴェールの家々」が良いと思った。

毛利庭園
会場を出ると目の前は展望台である。入場料千円は勿体ないので、入り口から見える東京タワーだけ盗み見て降りる事にする。エレベータを下りた所から階段を下ってゆくと毛利庭園が見えた。ここも立派な江戸であった。
居た!来た時に先ず目に入った大クモ。去年横浜に居たやつではないかい?

下から
この際、しっかり正体を見極めてやろう。実にグロテスクなやつだ。
と言うわけで、行きたかった所に行く事が出来て満足した。
そろそろ家路につく事にしよう。六本木ヒルズ、さようなら。

次の歯の治療日は何処へ行こうかな。
  1. 2010/05/30(日) 20:56:19|
  2. 今日の風、今日の雲
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靖国神社ものがたり

現在過去未来?歯の補修に飯田橋へ。簡単な治療だったので、麻酔もせずに、無事に完了。あと一度で終了の予定。時間はたっぷりあるので、お天気も良いことであるし、ここから歩いて行ける靖国神社まで足を伸ばす事にする。夫はあんなとこ行ったってしょうがないというが、一度は行ってみたい。

昼時なので、どこかでお昼をしようと思ったが、学生やサラリーマンでどこも盛況である。お昼は後にしよう。道ばたに昔と今の地図が出ていた。そうだ、ここは江戸であった。現在地の比較が面白い。道筋は殆ど変わらない。
ちょっと歩いて
地図の現在地から少し歩くと深くなった緑の閑静な町である。この早稲田通りを靖国通りに向かって歩いて行く。やや下り坂である。
戦没者慰霊碑
坂を下りきると向こう側に何かいわくありそうなものが見えたので、道を渡ってゆく。濠北方面戦没者慰霊会という会の人々が建てた慰霊碑と分かった。濠北方面とは、ボルネオ、セレベス、ジャバ、ハルアヘラ、セラム、ニューギニア方面だそうだ。
「南十字星の下 身を捧げた友のあゆんだ途は遠く険しかった
今は昔ながらの故国に生きて 立ち直る国の礎となっている御霊に
限りない敬意と溢れる愛情を覚え
不変の石に心をこめて 亡き友よ
永遠に安かれと祈って此処にこれを建てる
昭和三十九年十一月三日」
とあった。中央の大きな石にはただ一文字、「魂」と彫られていた。
来ました
坂を下りきった所を右に曲がると靖国神社であった。
戦中戦後から今までの靖国神社へのさまざまな思いが湧き上がってくる。
見上げるほどの
大正10年に日本一の大鳥居として建てられたものは長年の風雨で損傷が激しく昭和18年に撤去され、現在のものは戦友たちの奉納によって昭和49年に再建されたとのこと。天を衝くような大鳥居である。この下を外人さんの後からくぐってゆく。

大村益次郎の像
またこの天をつく像は大村益次郎の銅像とのこと。あまり高くて顔も見えない。夫の話では上野の西郷さんを見ているのだそうな。近代日本陸軍の創設者で靖国神社の創建に尽力したとのこと。大村益次郎と言えば昔NHKの大河ドラマ花神で私が好きな中村梅之助が、大村益次郎を演じていたっけ。
神門
もう一つ小さな鳥居を通って少し進むと神門である。実に厳かな感じのする門である。この門は昭和九年に建てられたそうであるから、人間で言えばもう後期高齢者となったわけである。
 大きな・・
この門の中央の二つの扉には直径1,5メートルの菊の紋章(我々戦中派は普通に菊の御紋と言ならしてきた。)がついている。平成6年に屋根の修復が行われたとのこと。
拝殿
拝殿から奥の本殿の方の建物が窺える。二礼二拍手一礼する。戦争で亡くなった多くの兵士、民間人への思いで胸がいっぱいになった。

巫女さん
戦争を知らない若い巫女さんが明るい笑顔で歩いてきた。緋の袴がとても明るくて何故かほっとした。おそらくここに来るのは初めの終わりかもしれないと思い、近くに居た若い二人連れにシャッターを押しててもらおうと、お願いすると、日本人ではなかった。「サンキュー」と言ってみたがどうもピンとこないようだ。そこで「謝謝」と言ってみると、とても嬉しそうに二人共にっこりしてくれた。中国人の素敵なカップルであった。彼等はどんな気持ちで靖国神社に来てみたのだろうか。何を感じたであろうか。それとも巫女さん同様、、あの戦争の事を知らない新しい世代が名所の一つとして訪れたのだろうか。言葉が通じたら話してみたかった。
同期の桜
靖国通りへ出る出口が近くにあったのでそちらの方に歩いてゆくと、また胸を突かれるものがあった。桜である。「咲いた花なら散るのは覚悟」という歌詞が嫌でも思い出される。
同期の桜生き残った兵士が散って行った戦友の為に植えた桜の花を私は見るに忍びない。初めに見た慰霊碑の言葉、そしてこの桜。私の靖国神社は、広島の原爆死没者慰霊碑同様、二度と戦争は致しませんと誓う平和のシンボルであらねばならない。と、気持ちにけじめをつけて、靖国神社を出て平成の町に出た。
腹ごしらえ
靖国通りを市ヶ谷方面に歩き始めると「羽前」(うぜん)というおそば屋さんが目に入った。急にお腹がすいて居るのを思い出した。ここで食べた合鴨せいろはとても美味しかった!冷たいおそばを暖かい合鴨のつゆにつけて食べる。はじめはえ?っと思ったが、これが美味しいのだ。おそば自体もゆで加減が丁度良い。良い店に出会った。
サテ、未だ時間があるぞ。っと、これから六本木の森アーツセンターギャラリーに行ってボストン美術館展を見よう。今日は自分に大サービスである。
というわけで明日につづきます。




  1. 2010/05/28(金) 11:02:04|
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ラベンダーの咲く頃

ラベンダー
ニュージーランドに旅行したのは去年の11月でしたのに、ラベンダーの咲く今頃やっとホームページに仕上がりました。FC2さまの無料ページのお世話になりました。お暇であくびの出るかたは気が向きましたら覗いてやって下さいませ。
ニュージーランドのHP
  1. 2010/05/23(日) 22:34:22|
  2. 今日の風、今日の雲
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万葉集落ち穂ひろい 16

そうびこさん
訳も分からぬうちに万葉集も巻十六である。
正岡子規は万葉集は巻十六が第一と評価したそうであるが、土屋先生は「子規の如くに積極的では無い」そうである。とはいえ、否定するわけでは無いという。
そんな巻十六には桜児さん、かずら児さんという美しい女性が登場する。
この女性達はそれぞれ、その美しさ故に同時に二人の男性に思いをかけられて、そのために苦しくなって自殺してしまうという悲劇の物語である。
あやめこさん
今だったら考えられないような事であろう。何人の男性に思いをよせられようと、ちゃんとお付き合いして、気に入らなければきっぱりとお断りして、自分の一番好きな男性とゴールインするのではないかしら。しかし、ん十年昔の自分の乙女の頃を思い見れば・・・そう割り切れたかどうか・・・ん?そんなにもてたかな?兎に角現代と万葉の時代では、そのあたりは環境からして随分違いがあるのであろう。
えびねこさん
その二人の男、悲しみて血の涙襟に流るるに敢へず。各々心緒を陳べ作れる歌二首
春さらばかざしにせむと我が思ひし桜の花は散りにけるかも  3786
妹が名に掛けたる桜花咲かば常にや恋ひむいや年のはに   3787
   
(恋人の名の桜の花が咲いたならいつもいつも永久に年ごとに思いつづけるであろう)

さあて、どちらの男性と結ばれた方がよかったのかしら・・・美しい女性はかなしいものではある。


  1. 2010/05/18(火) 15:22:47|
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銀座を歩けば

これも路地
わかめさんを隊長に、集まった4人の銀座裏道探検パート2。
こんな裏道は裏道とは言えないくらい美しい通り抜けであります。
空
右の画像こそ探検隊の怪しき面々がごそごそと通り抜けた誠の裏道であります。首を真上に持ち上げて仰ぐ銀座の空の何と遙かなること。



赤い前掛け
裏道を抜けるとお稲荷さんであります。
おじさんが狐さんのよだれかけを丁寧に取り替えている所でした。
お賽銭を上げてお参り致しました。
裏道話をすると長くなりますので、銀座人間ウオッチングと参りましょう。


バービーちゃん街角に
彼女達それぞれ街のあちらこちらで自己主張を。
安っ!三人娘

歩行者天国をゆったりとくつろいで歩く人々。ユニクロやユザワヤまで進出した銀座。
お前もか
プラダの前
この間「プラダを着た悪魔」という本を読んで、ビデオも見たので、PRADAの文字が目に飛び込んできました。
偶々珍しい和服姿のカップルが歩いている所でした。
風鈴
風が吹き抜けて、ガラスの風鈴の音が夏が来るよとはしゃいでいましたよ。


会話
佳人たち


一つ裏手の道では何だか懐かしい声がきこえます。
と、こうして瞬く間に時は流れ、ぶら銀座の幕は下ります。
全部カーネーション!

母の日のカーネーションで作られた大きな花のデザインを見上げて銀座にお別れです。
今まで経験したことの無い珍しいぶら銀座でありました。




  1. 2010/05/09(日) 22:07:02|
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じじばばのお泊まり保育

美人のごとし小2の孫から「お泊まりしても良いですか?」と電話があった。さて、明日の予定を考えよう。野毛山動物園に連れて行こうかと、検索する。ズーラシアもあるが、一寸遠い。考えているうちにくたびれた。
一夜明けた。宿題をやって、すぐ近くのもう一人の2年生の孫と二人になった。家の中で動き回る二人を見ていると目がまわる。いっそ電車に乗ったり降りたりするよりも、歩いて行ける洗足池に連れて行こう!

我々も若く、健脚であった先代のポチが居た頃は、時々さんぽに行った所であるが、もう十年以上も行っていなかった。良いお天気で、近くの「花より」という和菓子やさんのみたらし団子を買って、出かける。少し迷いながら、見当をつけて歩いていると周りの若葉や花々がとても美しく目に入ってくる。チビ達は何が楽しいのか、お喋りをしながら止まったり、走ったり。
洗足池
洗足池に到着。
何でも、日蓮上人がここの湧き水で足を洗った事からこの名がついたという話である。
流れ
                   綺麗な流れに鯉が沢山泳いでいる。


あっ、鯉!
それを眺めるチビ達。
乗りたいなぁ~~
「あ~~いいなぁ~~、乗りたいな~~」
「今日は乗らないよ」とじじばば。
ここでやろうぜ
目下彼らの頭の中の大半を占めているのが独楽回し、つまり「べーブレード」である。「ここでやったらどうなる?」「あっ!地面に穴があいたぞ~!」
いずれがあやめかきつばた

これは菖蒲?あやめ?池のめぐりには都内では珍しい蒲が生い茂っている。芹も生えている。鯉のほかにちょっと珍しい模様の亀が沢山泳いでいる。トウキョウダルマガエルやジュズカケハゼというものも生息していると説明してあった。キンクロハジロなどの水鳥や、カワセミ、ジョウビタキも飛んで来るらしい。都会のオアシスではある。

比翼の墓
年寄りは木陰のベンチに陣取って休息。子供達は遊びに余念がない。疲れ知らず、退屈知らず。この公園の一隅に勝海舟のお墓がある。彼の別邸があったが戦後間もなく焼失してしまったとのこと。
池のもに月影清き今宵しもうき世の塵の跡だにもなし
ここでこんな歌を残したと知る。
西郷の留魂詩碑勝海舟が隆盛の死を悼んで建てたという「西郷の留魂詩碑」というのが隣にあった。
気迫十分
昔の人は簡単に?こんな漢詩をものしたのだと、読みながら感じ入った。今の世に彼らが生きて居たならば何というだろう。何をするだろう。などと思って居る間もチビ達はひたすら走り回って遊ぶ、遊ぶ。
子供達のほっぺたもピンク色になって、汗もかいている。さぁ、そろそろ帰りましょう。「マックに寄って行こうね。」「わ~い、ボクハッピーセットだよ。」「ボクも」とすぐ意気投合。
手を叩くと吠えるおまけの犬を貰って家に着くまで二人でワンワンとうるさい。
じじばばの孫大サービスの一日、とはいえ、こちらも結構楽しんだ一日であった。お疲れ様。



  1. 2010/05/05(水) 15:14:24|
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連休

あっ、飛行船
今日は買い物に行くのは止めようと思っていたが、プリンターのインクが無くなってしまったので、やはり一寸出かける事にした。玄関を出ると飛行船が浮かんでいたので、慌ててカメラを取りに戻る。飛行船ってのんびり浮かんでいると思いきや、案外速度が速く、辛うじてシャッターを切って、そのまま家の近くの細道を下った頃には、もう音だけで姿は見えなくなっていた。

連休で
飛行船を見たら何だか気持ちがのんびりして、連休の町を少しぶらついてみたくなった。遊歩道のベンチには安近短の連休を楽しむ人々がゆったりとくつろいでいる。座布団持参の人、書斎宜しく読書にふける人、犬をかた辺に仲良く語り合う男女、さまざまである。この階段を登ってみる。登り切ると楽しいショップ。色々なルームスプレー、綺麗な石けん、入浴剤、食器、タオル類、犬や猫の形の肩もみ機から造花、花器、ゆめのある電気スタンド、変わった形のクッションからソファなどなど。手に取ったり、匂いを嗅いだりして大いに楽しんで・・・何も買わなくても、誰も気にしていない。
露店も
店を出ると露天市。覗きたくなるのは人情。そこが商売の目の付け所。遠くから来たらしい人たちや、近所の買い物ついでの人、赤ちゃんをだっこした若いパパさん、人種も色々である。
おっと、そろそろスーパーで買い物をしなくては。目についたのが母の日のプレゼント。そうだ、間もなく母の日?壊れてしまったキッチンタイマーをリクエストしようかなぁと思いつく。

帰ろ
スーパーの一郭で菖蒲の葉が五月五日はすぐそこだ!と叫んでいた。
夕方なのにいつもほどレジが混雑していない。きっとお出かけ組のせいだろう。
買い物を済ませて児童公園まで来ると、ケヤキの梢に夕日の子供達がちらちらと名残惜しげに遊んでいた。
藤棚も夕暮れ
お、間もなく午後六時。藤棚の薄紫の花も黄昏色だ。急いでかえろ。
そして家に着くと太郎に吠えられた。こんな時間には概ね家に居る筈の雲。だから勘違いしてしまったらしい。とんまな犬だ。
  1. 2010/05/02(日) 21:54:48|
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