おだやかな日々に

万葉の世界~故地見学

成田管制塔
万葉集の講座の一環で「田子の浦」「清見寺」へ日帰りの旅に誘われました。
清見寺は短歌会のS先生がご推奨でしたので、良い機会とばかり短歌会の友人4人で参加致しました。朝8時半池袋集合。黄色くて良く目立つはとバスに乗って出発です。交通渋滞を避けて成田空港の脇を通って行きました。空港大好き人間は早速成田の管制塔に熱い視線を送ります。
ウオーターフロント
ウオーターフロント、お台場を通り、川崎工業地帯を走り抜けました。昔のイメージは無く、綺麗に整備された工業団地でした。海がわから横浜を見て、一路静岡県目指して走って行きます。
核廃絶碑
「核兵器廃絶平和宣言都市」という大きな碑が建っておりました。ググッテみましたら神奈川県三浦市のようです。日本国中に建てておきたいものです。
お昼です
早速前の方からおせんべいやアメなどが回ってきて、景色を眺めたり、おかしを食べたりしているうちに由比の町に到着です。丁度お昼となりました。
ここはさくらえびが美味しいとのこと。たまたま姪から由比の桜エビの話を聞いておりましたので、願ったり叶ったりです。

さくらえび
桜エビのお刺身と天ぷらがついたお弁当です。美味しかったで~す!!
出発までの短い時間に、坂を海側に下って行くと由井正雪の生家などがあるというので、行ってみることにしました。
のれん
 随分時代を経た建物で、長い間染物屋さんになっていたようです。
藍染め
店を入ってすぐの所にこんな染料の壺が並んでおりました。



本陣跡
 正雪紺屋の前に由比本陣公園というのがありました。ここに本陣があったそうで・・・
広重美術館
この中に「東海道広重美術館」というのがありましたが、残念ながら時間切れで外観のみ眺めてバスに戻りました。

田子の浦
本命の清見寺を見学した後、田子の浦に参りました。いやはやガッカリです。万葉の歌も遠のいてしまうほどの風情の無い所です。ただ、漢文で書かれた赤人の歌碑だけは異様に堂々として立派ではありました。

万葉歌碑
 田子の浦ははっきりとここと確定されてはいないのだそうです。目を閉じて海の音に耳を澄まし、いにしえの田子の浦を想像するしかありません。
では、静岡県清水市興津清見寺町の臨済宗妙心寺派の清見寺の様子をご覧下さい。



清見寺ゆく手にうつる花の色の いくほどもなく紅葉しにけり  豊臣秀吉
清見がた波ものどかにはるる日は 関より近き三保の松原   兼好法師
清見がた沖の岩こす白波に 光をかはす秋の夜のつき     西行法師
清見がた雲にも関のあるならば 月をそめよ三保の松原    武田信玄
西東 あわれさ同じ 秋の風                     芭 蕉
この眺め明りて寂びし引き潮の 海苔の田遠く清見寺見ゆ    北原白秋
清見寺海を仰ぎてうろくづも 救はれぬべき身と思ふらん  与謝野晶子
                  清見寺のパンフレットより
  1. 2011/09/25(日) 21:20:07|
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短歌会

会場から
今年も会員が全国から集まり、市ヶ谷のホテルで3日間の短歌会が開かれた。地元の人間とて、受付と司会の補助を仰せつかる。天気良好。初日は1時15分開始である。5階の会場前の広い窓からの眺めはなかなかである。しょっぱなの司会補助、途中休憩を入れて5時まで、詠草を読む。わかめさんの素晴らしい朗読を思い出しながら相務めた。

1日目の夕食
短歌会の中身は飛ばして夕食に直行するのがわがブログの特徴である。
ほどよい味付けに満足であった。
私の部屋  昨年は期間中自宅と会場を往復したが、今年は2日目はホテルに宿泊する事とした。これが狭いながらもわが牙城である。清潔でまずは快適な空間である。
 
窓から
 さて、ここは10階。早速窓からの風景を眺めまわす。
人も車もここから眺めるとスローモーションである。
夕暮れの景色に相応しく見えた。
連休初日とあってか、常の事か、釣り堀に大勢の釣り人達が動かない。いつも電車の中から見える釣り堀は一瞬のうちに過ぎ去ってしまうが、今日はのんびりと眺めた。

暮れてゆく
暮れてゆく市ヶ谷。鳥が三羽夕日の方角に飛んでいった。

二日目の夜には親睦会があった。
被災地、郡山、陸前高田から苦労して参加された会員の方が、被災地の様子を語って下さった。
郡山の医師の方は避難所に通って診療に当たられた様子を、陸前高田の方は短歌の仲間を失ったこと、未だに行方の分からない仲間の事、瓦礫が山と積まれたままになっている事、一本残った松も塩水にやられて助かりそうもない事、市役所の機能がまだまだ働かないこと、それでも、学校だけは機能して子供達は元気でいることなどを伝えて下さった。つくづくとご苦労された様子が滲み出て居られ、心に痛みが直接伝わってくるお話であった。

会果てて、これから脱原発のデモに参加するという方が居られた。大江健三郎さん達が声をあげられたとの事。翌日の新聞の一面に六万人が参加したという記事と写真が載っていた。
それに引き替え雲は情けない事に何故か!首筋の捻挫を起こして、へろへろの体で家路についたのであった。





  1. 2011/09/21(水) 15:44:37|
  2. 短歌など
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めまぐるしき日々に

十字架 コーラスが始まった当初からのメンバーの一人が天に召された。そう表現するのは、彼女がクリスチャンであったからだ。震災後もコーラスに顔を出しておられたが、最後まで穏やかににこやかに座っていらした。87才であった。
葬儀は神田教会との事で、コーラスの仲間一同揃って参列することとなった。
湿っぽくないキリスト教のお葬式大好きな私はちょっと語弊があるが、楽しみに出掛けた。教会の外観は歴史を感じさせるもので、中に入って更に驚いた。カトリック教会であったのだ。堂内にめぐらされているステンドグラスが素晴らしい。正面の十字架の両側には天使の像が跪き、左右にはキリストや聖母マリアの大きな立像があった。厳かに式は進行し、Kさんは神の御許へと昇ってゆかれた。作家遠藤周作もカトリック信者であったからこのようなお葬式だったのだろうなと思いながら教会を後にした。
修学旅行
翌日は台風で延期されていた義姉の50日祭(納骨式)の為、浜松へ。
新横浜で列車を待っていたら、修学旅行列車が停車した。中には中学生か高校生か、兎に角若さの固まりが詰まっている。ふいに自分の修学旅行の頃を思い出してたまらなく懐かしくなった。
父が神式を指定した為、母も兄も結果義姉も神式となった。何度も神主さんにお祓いをして頂き、義姉も無事に埋葬された。もう神様になったのだから、嫁姑の戦いは無いだろう・・・・

ボクはプリン所で、姪の家に居たチワワのプリンちゃん。お散歩の時に良く見かける犬であるが、今まで中型犬しかつきあいが無かったし、あんな小さな犬なんてと思っていたので、あまり興味も無かったが、一緒に車で上京する姪とプリンと車の中の時間も含めて凡そ7時間ほど一緒に過ごした結果、チワワという犬が如何にお利口で大人しく躾られるかという事が分かってすっかり認識を改めてしまった。
小さな身体で一丁前に状況判断をして人間の邪魔にならぬよう生活の知恵を身に付けたいじらしい生き物。うっかりすると小型犬が欲しくなってしまいそうだ。いやいや、太郎を最後にわんちゃんとのお付き合いはThe Endとせねばなるまい。
ウイーン我が町
 そして昨日、コーラスの新学期が始まった。
「新しく始めるって良いなぁ~~~」とはイケメン先生の言。
最初の一歩から「ウイーン、我が町」の女声3部合唱のパート練習。
「ああ~、できぃたぁ~~」
という所で、先日亡くなられたKさんの為にモーツアルトの「アヴェマリア」メンデルスゾーンの「アヴェマリア」マスカーニの「アヴェマリア」を全員で献歌した。
「こういうのって素晴らしいなぁ~~」とイケメン先生が感にたえたように呟かれた。
Kさん、お聴きになって頂けたでしょうか?

  1. 2011/09/10(土) 15:33:10|
  2. 今日の風、今日の雲
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オペラ

ちらし
 台風のお陰で、遠方に出掛ける予定がキャンセルに成ったため、偶々都合が悪くなった方のチケットを譲って頂き、我らがイケメン先生出演のオペラ観劇となりました。「出し物」は「ミニヨン」です。
神奈川県民ホールは横浜の港近いので、開演までの少し時間、海を眺めに一寸足を伸ばしました。
Just Married
地下鉄から町に出ると間もなく、幸せな二人の輝く笑顔に出会いました。
嬉しくなって思わず手を振り、拍手して応援です。



港の風景1
やぁ、波止場というの名前のビル。
波止場が良くみえるんでしょうね。

港の風景2時間があったら覗いてみたいような店がありました。奥のジョナサンもしっかり嵌ってますねぇ。

港の風景3
幸い台風12号は西に逸れて、湾内は荒れた様子もなく、週末のひとときをゆっくりとたのしむ人々の姿が見られました。

港の風景4やはり港には船の姿が一番ですね。久しぶりにゆったりとした氷川丸をしばし眺め・・・・・
コンサート・ホール
そろそろ時間です。神奈川県民ホールはなかなか立派なホールです。NHKホールに似ているのだそうです。さぁて、バリトンのイケメン先生はどんな役なのかしら?コーラスの仲間10人の目が光ります。

ちらし72面
ミニヨンというオペラは初めてです。白紙の状態で臨みました。
オ!初っぱなから・・・出た!! イケメン先生、ぼろを纏ったおじいさん役ですよぉ。
調べた所に依ると、原作はゲーテの「ウイルヘルム・マイスターの修業時代」とのこと。それをアンブロワーズ・トマがオペラに制作したもので、原作とは少し違った所があるそうです。
ぼろを纏ったおじいさんは老吟遊詩人ロターリオで、実は侯爵様であったという、結構中心的な役まわりでありました。ブラボー!!
Mignon
写真をとってはいけないのですが、すぐ前のおじさまが撮していたので、思わず終わった所を一枚。
「おじいさんにしてはお肌が若すぎる」「髪だってもっと白くなくちゃぁねぇ」などと、PTAは姦しくおしゃべりしながら帰路につきました。9日のレッスン日に、どんなお話が出るのか楽しみです。
You Tubeからミニヨンの歌を3曲ほど選びましたが、残念ながらロターリオの歌は見つけられませんでした。
君よ知るや南の国
旅周りの女優フィリーヌの歌
ミニヨンの恋人ウイルヘルムの「さらばミニヨン」
  1. 2011/09/04(日) 13:30:16|
  2. 音楽
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今日聞いた話

四季
私の夏休みが終わって・・・2学期の万葉集が始まった
先生は余談がお好き。今日の余談?は先生が夏休みに行かれた「養老の瀧」と「鵜飼い」の話であった。面白かったのは鵜飼いのお話であった。鵜の首を紐で絞めるのだそうだが緩く絞めると大きな鮎が、きつく閉めると小さな鮎が捕れるのだそうだ。
鮎は鵜に飲み込まれた瞬間に気絶してしまう。網や釣り竿で捕るような疵も着かない。だから新鮮で上等な鮎がとれるというわけなのだそうだ。鵜匠は代々の世襲で、何と、長良川の鵜匠は宮内庁式部職なのだそうだ。けだし、古来より上つ方に於いては鵜匠を抱え置く事は一つのステータスであったそうな。

所で養老乃瀧といっても飲み屋ではなく。
元正天皇が養老の滝を訪れてその水で顔を洗ったらお肌つるつるに。また痛い所を洗ったらどこもかしこも治ってしまった。また、白髪の者は黒髪に。禿げ頭の御仁には毛が生え、病ことごとく平癒せり・・・云々という記述が続日本紀にあるのだそうだ。それより400年ほど経て「古今著聞集」という本になると養老乃瀧の水がお酒になってしまうという。その辺りにひょうたんが売られていたそうである。YouTubeで養老の滝を見たら、水量豊かにドウドウと流れ落ちていた。あれが本当にお酒だったらすごいなぁ~~。 
  1. 2011/09/01(木) 21:42:57|
  2. 短歌など
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