おだやかな日々に

戦争のお話して

大きなおはぎ
 毎年4月30日には空襲で亡くなった姉と甥の供養のためにおはぎを作り娘にも届けてきたが、今年は娘から、孫と一緒におはぎを作って、戦争の話をしてやって欲しいとのリクエストがきた。空襲でひどい目にあったのは、小学校(当時は国民学校と言った)5年生の時で、丁度上の孫位であった。そこで学校がお休みの昨日、一日早いおはぎ作りをした。
食べ物のこと、物資のこと、戦争のこと、そして空襲のこと、娘の質問に答える形で話をしたが、どこまで伝わっただろうか。
今こうしてなんでも不自由なく食べられて、友達と楽しく笑ったり遊んだりできることがどんなに幸せな事か。もっと大きくなってもし戦争が起きるような事があったら、絶対に大きな声を出して友達とみんなして「戦争反対」と叫ぶんだよ、と伝えた。
初めて作るおはぎ
小さい孫は爆撃で死んでしまった姉と3歳の甥の話をした時、何だか辛そうな顔をした。まだよくわからないだろうけれど。この次の「戦争のお勉強」は8月15日だそうだ。ばぁちゃんがボケないうちにという娘の魂胆。もう戦争体験者がどんどん居なくなってしまうからと言われれば本当に我に返る思いだ。


「防空壕で生き埋めになった時、おばぁちゃんは先生に教えられたとおりに天皇陛下万歳って大きな声で叫んだんだよ」と言ったら大きな孫曰く、「今はねぇ、プールに飛び込む時、天皇陛下万歳!っていうんだよ」ふ~~ん・・そういう時代かぁ。
そういえば今の天皇も美智子皇后も雲と同じ時代を生きてこられた同志のようなものだ。平和の大切さを身に染みて知って居られる事であろう。そして今日は浜松の大空襲のあった日。3.11と共に生涯忘れられない一日である。
  1. 2014/04/30(水) 11:16:17|
  2. 今日の風、今日の雲
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あたまがよくなる

ねぎ
2年生になった孫との会話:
 「おばぁちゃん、これネギ?」
 「そうだよ。」
 「あのね、ネギを食べるとあたまが良くなるんだって」
 「そう」
 「よし!食べたぞ!これで良し!!」 ネギを食べたからもう頭が良くなると信じた孫。
 
 「だけどテレビばっかり見てないで本も読まなくちゃね。それでネギを食べると頭が良くなるって誰に教えて貰ったの?」
 「テレビだよ。」
 「。。。。。」
  1. 2014/04/27(日) 11:28:22|
  2. 今日の風、今日の雲
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何故読めちゃった?

ねじまき鳥クロニクル
 今日村上春樹のねじまき鳥クロニクル第3部を読み終わり図書館に返却した。
苦手意識を持っていた村上春樹を読み始めたきっかけは、文春12月号の書下ろし小説からである。
こんな小説を書くのなら一寸読んでみようかと、小品集、「はじめての文学」「雑文集」そして「ねじまき鳥」と旅をした。
ここまで飽きずに読んできた理由の一つは小説の中にポコポコと出て来る「音楽」である。小説全体が何だかシンフォニーのようだ。音楽の名前が出てくる度にその辺の紙切れにメモして後でYutubeで聞こうと思っていたら、何と同じ考えの人がちゃんとYutubeに纏めてあった!村上春樹音楽大全集
今度はやっと「ノルウエーの森」に行ってみよう。それから?・・まぁ、そのうち息切れするかもしれないが・・今の所は何だかヘンテコリンな所が何となく面白い。登場人物が音楽を聞いたり鼻歌を歌ってくれるかぎりは春樹ツアーが続きそうだ。
  1. 2014/04/16(水) 23:10:51|
  2. 音楽
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さる所へ・・・

長い塀
8日は特別良いお天気でした。急に思い立って「さる所」に出掛けました。3回も道を聞きながらようやく長い塀の所までたどり着きました。この長い塀に沿ってずっと歩きました。家紋
塀の上の瓦の文様を見上げたりしながら何処まで歩けば着くのでしょう?凄いお屋敷です。


石垣
どんどん歩いて行くと築地塀の下の石垣にこんな彫り物があるのに気がつきました。江戸城外堀の石垣を再利用したもので、「石材には備中成羽(なりわ)藩主、山崎家などの刻印が残っている」という事が分かりました。
枝垂桜
やっと到着、門を入ると見事な枝垂桜が出迎えてくれました。

庭園
誠にもって見事な回遊式庭園です。ゆっくりぐるりと巡ってゆきました。紅葉の林などもあります。秋には多分、きっと、美しい紅葉が見られる事でしょう!

昼寝鳥

回遊式庭園の外れから山道を少し登ってひっそりとした道を行くと内庭(うちにわ)と呼ばれる書院の庭に出ました。本当に静寂で心地良い空間です。池には3匹の鴨がじっと眠っておりました。こんなに静かに眠る鴨を見たのは初めてです。
亀
お亀さまもおっとりと構えて居られました。玉座の岩も由緒ありげに見えました。ここで、熟年女性に声を掛けられまして、写真の撮りっこを致しました。彼女は皇居の乾門に行っての帰りとの事。これから巣鴨の六義園に行くとの事。凄いスタミナの持ち主。
菖蒲園
内庭を離れてまたのんびりと歩いて行きますと満開の桜に出会いました。手前は菖蒲園で660株の花が咲くとのこと。4人ほどで手入れをして居られました。向こうには藤棚も見えます。
シャガの花
桜の木の向こうを山登りしてゆくとシャガが群生して綺麗でした。このあたりまで来る人はまばらで、本当に静かで心地良く、別天地です。外国人のカップルと出会って、お互いににっこりして挨拶。この環境のなせる業です。
碇草
下りに入った所の斜面で出会ったこの花!黄色の碇草が群生しておりました。足を延ばしてここまで来て良かった!
ここから下ってまたぶらぶら歩きました。

所で此処はどこでしょう? 実は今度の日曜日、此処、小石川後楽園で歌会があるのです。その下調べに来たという訳です。当日駅からの道筋が分からなくて時間に遅れたら大変、そしてもう一つ。即詠という難題があるからなのです。で、この日、歌が出来たかと言えばただただ美しくて、気持ち良くて、足がクタビレテ一つも出来ませんでした。当日はどうなりますことやら。


  1. 2014/04/10(木) 16:46:39|
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驚いたお話

碇草
”女心と春の空”いや、全く昨日今日の変りやすい空模様といったら無い。
昨日は青空の下、さくらを眺めながら買い物に行き、スーパーを出たら雨。今日は騙されないように朝一で買い物に行って正解だった。午後には雷まで鳴り響いた。
 所で小さな庭で小さな碇草が咲いていた。去年は何時咲いて何時散ったのか気がつかないうちに終わってしまった。冬の大雪にもめげず、頑張った!ありがとう!

真っ白椿  あれぇ~っと驚いた訳は、赤い椿の木に真っ白な花が咲いたから。尤もこの木には真っ赤と絞りの花は咲く。けれど、こんなに真っ白な花が咲いたこと、あったかしら。きっと雪の色が染まったのかもしれない。
今日はコーラスの6月分の会場を無事に確保できたのでとても嬉しい。
雷も刺激的だったし、今夜はタケノコご飯だし。
  1. 2014/04/06(日) 17:23:44|
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万葉故地見学・多胡碑など

覆屋を望む 多胡碑は上信越自動車道吉井ICから約7分、高崎市吉井町にある日本三大古碑の一つで8世紀半の砂岩で作られた碑です。4年前に一度訪れた事がありますが、碑に彫られた素朴な文字にとても魅力を感じました。以前は木の覆屋で格子から中を覗くようになっていたそうですが、すでに4年前にはコンクリートの覆屋になっておりました。多胡碑記念館で説明をうけてから歩いて3分ほどの碑に着きました。予め教育委員会に届けておいてあった為、学芸員さんが扉を開けて照明もつけて説明をして下さいました。何度見ても石の色と言い文字の形といい、何故かとても心に沁みます。
多胡碑
碑文の現代語訳・・頂いたプリントより。
 朝廷の弁官局から命令があった。上野国片岡郡・緑野(みどの)郡・甘良(かんら)群あわせて三郡の中から三百戸を分けて新たに郡をつくり、羊に支配を任せる。郡の名は多胡郡としなさい。和銅四(711)年三月九日甲寅。左中弁正五位下多治比真人による宣旨である。太政官の二品穂積親王、左大臣正二位石上尊、右大臣正二位藤原(不比等)尊。
 地元ではこの由来などからこの碑を「ひつじさま」として尊ばれているそうです。
 羊さまと今に崇められこの杜に碑は覆屋(おほひや)の中に存らふ 
                小市草子 (平成八年アララギ 十二月号より)
佐野の船橋 再び記念館に戻り、館内の展示物を駆け足で一巡り。掲げられていた万葉集の東歌から2首。
上毛野の佐野の舟橋取り放し親は離くれど吾は離るがへ 万葉集 14・3420 上毛野の佐野の船橋を取り放すように親は私たちの間を離しても、私は離れはいたしません。
我が恋はまさかもかなし草枕多胡の入野の奥もかなしも 万葉集 14・3403 私の恋は今もかなしい。永遠にかなしく、愛し続けているだろう。未来がわからないのと同じように、奥深い入野の果てもわからない。

佐野の船橋を是非私たちに見せようと若い先生はコーディネーターが時間を気にする中をドンドン歩きます。
4年前に来た時は烏川にかけられた長い木の船橋をゆっくり眺め、橋の途中まで歩いて行きました。その写真は残念ながら壊れたパソコンの中に眠っておりますので、記念館で見た北斎の絵に致します。この日は橋は修理中で手前でストップ状態でしたが、初めての方はきっと来て良かったと思われた事でしょう。
定家神社
高崎市下佐野の定家神社に向かいました。バスから見ると田んぼ一面にもうレンゲが咲いているのかしらと思いましたら、仏の座でした。バスから降りて大きな住宅の庭の立派な「臥竜の梅」(まさに)を眺めたりしながら歩く事5,6分で「おお!良い感じ!」の定家神社に着きました。「歌や歌論が上手になれますようにお祈りしましょう!」とは先生のお言葉です。
お神酒 初めに寄った上里サービスエリアで世話係の方が買ったお神酒が社殿に暫時供えられました。このお酒、帰りのバスの中で小さな紙コップに分けられて皆に配られました。と~っても美味しく頂きました。これできっと素晴らしい歌が出来る筈!!なのですが・・・・
屋敷林と空
境内からふと眺めた近くの民家の屋敷林がこの地方の冬の空っ風を想像させます。大きな木も未だあちらこちらに沢山残っていて、自然のパワーを感じさせてくれました。


万葉歌碑
 佐野山に打つや斧音(をのと)の遠かども寝もとか子ろが面に見えつる 万葉集14・3473 佐野山に打つ斧の音の如く、遠くあるけれども、寝ようというのであろうか、おとめが、兆に見える
 定家神社を出る時に足を止め、みんなで何と読むのか首をひねった歌碑でした。

 ここからまた時間を気にするコーディネーターさんの困った様子も何のその、先生はどんどん歩き歩いて謡曲「鉢の木」に因む常世神社に参りました。知らないものにとっては何という事も無い小さな神社でしたが、機会があれば一度謡曲「鉢の木」を鑑賞してみたいと思いました。

多胡碑文
 
 万葉故地見学会2014年春の決定版。記念館で思い切って求めて参りました。何時でも眺められるぞと、とてもハッピーな気分です。我が家の小ぶりな床の間にぴったり。
梅の花、辛夷の花、大きな樹に癒され、12400歩歩いた一日でした。
 

  1. 2014/04/01(火) 16:32:29|
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