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おだやかな日々に

短歌と私 23

ゆうぐれ
怖いもの知らずで飛び込んだアララギで勉強というものを知らぬ小学生のように先生や先輩の言葉にただ学んだ。とはいえ、自分で積極的に勉強もしなかった。才能も無い、しかも勉強もしない私は短歌会で学んだだけの事であった。それでも何となく歌らしい歌が作れるようになったかなと思う頃、一人、又一人と選者の先生が亡くなられた。
そしてとうとう、土屋文明先生が亡くなってしまわれた。
巨星落つ・・・そしてアララギ分裂。

アララギの歌がどういうものか、アララギの歌は、どう作れば良いのかが、やっと少し分かって来た所なのに。これからどうすれば良いの?掘り返された蟻塚の蟻のように、多分私も含めて会員達は右往左往した筈である。

今、手元に平成6年3月号のアララギ、土屋文明特集がある。アララギ千号記念特集号のつづきである。その「土屋文明 折々の言葉」にその答えのキーワードが隠されているように思った。

「途中で止めてしまえばそれまでだが続けていれば自分にしか作れない歌が作れるようになる」
「アララギも流は万流でいきましょう」
「歌の本道というものは面白さではない」
「フィクションをどうしようってんだ。使いたければ使い給え。嫌なら止め給え」

全部は書ききれない。土屋先生の厳しく、お優しい声が耳元に聞こえてくるような気がする。




  1. 2006/02/10(金) 14:32:35|
  2. 短歌など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

折々の言葉

これは、ドキドキする内容です。
やっぱり、お会いした事無くても、すごく意識してるんですね。
「アララギも流は万流でいきましょう」
これは、いいなあ。めざす所で励まされます。

「歌の本道というものは面白さではない」
微妙。もちろんそうですが、じわっと作者の思い、感動、気持ち、真心が伝わってくるのが、よい歌の力だと思うのですね。涙が出てくる歌もある。そのときに、面白みは、いろんな効果をもたらすケースがあって、いい場合がいろいろある。 文明先生の深い真意をよく噛めってことですね。

ちょうど、今日のぼくのブログに、文明先生のことを書いたばかりでした。
  1. 2006/02/10(金) 15:56:59 |
  2. URL |
  3. chitetsu #-
  4. [ 編集 ]

 ごめん、書き込んだのに飛んでしまいました、また後ほど
おじゃまします。
  1. 2006/02/10(金) 21:42:08 |
  2. URL |
  3. 秋津 霧 #TuTHVkfw
  4. [ 編集 ]

空の彼方へ?

chitetsuさん、早々のコメントを有り難う御座います。
分からない、出来ないというのは、勉強しないから。
知哲さんのように不断の努力を惜しまなければ今頃は・・・^^;

霧さん、折角いらして下さいましたのに、何処に飛んで行ってしまったのかな。呪文かけないとダメな時があるのです。
霧さんの呪文ならきっと良く効くと思うんですけど・・(^_^;)
またいらして下さいね。
  1. 2006/02/10(金) 22:49:30 |
  2. URL |
  3. 雲 #-
  4. [ 編集 ]

私は「続けていれば自分にしか作れない歌が作れるようになる」という言葉に目がとまりました。
詩でも絵でも音楽でも、家事育児だってそうなのだなと。
”自分にしか出来ないこと”を、これからの人生でやっていきたいと思いました。
  1. 2006/02/11(土) 11:47:40 |
  2. URL |
  3. サイコ #-
  4. [ 編集 ]

自分にしか・・

サイコさん、コメントをありがとうございます。
文明先生の「続けていれば・・」は救いですけれど、自分にしか作れない歌ということになりますと、個性とか才能とか努力がなければと思うのであります^^; それが問題!
  1. 2006/02/12(日) 09:52:03 |
  2. URL |
  3. 雲 #-
  4. [ 編集 ]

フィクション

「フィクションをどうしようってんだ。使いたければ使い給え。嫌なら止め給え」
これについては、ときどき俳句のお勉強の真似をしていると、出てきます。つまりフィクションも、ちっとも気にしないで扱っているのですね。う~ん、短歌ではそんな芸当は、ぼくには出来ないので、ある意味で俳句の方が柔らかいのでしょうか?俳句では、観念の世界でもっと自由に遊んでもいいっていうことなのかなあ。つもり、それでもいい俳句ができると。 この辺もまだ判らない問題です。
  1. 2006/02/12(日) 16:18:05 |
  2. URL |
  3. chitetsu #-
  4. [ 編集 ]

フィクション

chitetsuさん、コメントをありがとうございます。
このくだりの先生のお話は実に面白いのでいつかご覧に成ると良いと思います。歌会で短歌にフィクションを取り入れても良いかという質問に対して芭蕉の句を引用してのお話でした。「一つ家に・・・・・・・萩と月」(この句を全部書きましたら、禁止用語に引っかかってしまいました(>_<))
  1. 2006/02/13(月) 22:10:51 |
  2. URL |
  3. 雲 #-
  4. [ 編集 ]

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