おだやかな日々に

万葉集メモ 7

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新しい先生になって丁度一年が過ぎた。月に一度なのだが、何かとぶつかってなかなか毎回出席出来ず、幸い行くことが出来た日には、資料など頂いてとても充実した気持ちになって帰るのだが、そのまままた何となく過ごしてしまうのは実はとても勿体ない事。本当に久しぶりに復習を兼ねて綴ってみたい。

 テキストは中西進の万葉集なのだが、私はいつも文明先生の私注を持ってゆく。
巻1の22番まで進んでいた。天武天皇の第一皇女、十市皇女が伊勢の斎宮に指名されて禊の期間を終えて斎宮に赴任する時に一緒について行った吹黄自刀の歌とのこと。土屋先生は「草むさぬ川上の岩ほの清浄なるにつけて、いまだ年少なき皇女の行く末をことほぐこころは一首に溢れて居る。」と好意的に述べられている。
講義では、伊勢に行くコースについて色々話された。伊勢神宮と斎宮は12,3キロ離れていること。伊勢の斎宮跡が発掘されて現在は綺麗に整備されていること。斎宮街道の家々の軒が低いこと。(少し名残が残っている)伊勢に 行くコースは魅力的であることなど、話を聞いているとまだ行った事が無い伊勢の方面に思いが漂ってゆく。
歌の表現形式について上句の序(比喩)+下句(本旨)の形で技巧、屈折をつけるというところは、何だか新しい歌を作る上のヒントになりそうだ。古今和歌集では序の部分が固定してしまうという事を聞いて初めて万葉集が自由で大らかだと言われる意味が少し分かったような気がした。斎宮街道についてのサイトで現在の様子を見る事が出来た。
  1. 2017/01/26(木) 14:43:45|
  2. 短歌など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

斎宮さんは10キロも離れたところから通っていらしたのかしら。
お伊勢詣りに行きたいのです。資料など集めているのです。時刻表なども調べて二年越しですが、まだ決心がつかないの。
  1. 2017/01/27(金) 18:33:58 |
  2. URL |
  3. わかめ #BIBt.93s
  4. [ 編集 ]

わかめさん、コメントを有難うございます。
以前は琵琶湖方面にゆかれた羨ましいブログを拝見致しました。是非実現を! 私は一年一度の短歌会の旅には出来るだけ参加したいと願っています。今年は伊勢は素通りで😅岡山に行く予定です。
  1. 2017/01/27(金) 21:28:46 |
  2. URL |
  3. 雲 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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