おだやかな日々に

吉備津神社へ

DSC_1899.jpg 足掛け二日間の短歌会も無事に終了、早速午後は地元の大先輩の車に便乗させて頂き、吉備津神社に参拝に行くことになりました。
吉備津神社には釜鳴という神事があるという事で是非それを体験してみたいという願いもありました。
実はずう~~っと昔、PTAの友人数名とタクシーでぐるりとこの辺を回り、確かに吉備津神社にも立ち寄った証拠写真もあるのですが、勿体ないことにどうも定かな記憶がありませんでした。→→→→→
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吉備津神社の門前で腹ごしらえ。食したのはここでしか食べられない!桃太郎そばです。(うどんもありました。)おいしかった!きびだんごが入っているのです。え?と思いましたがアンコのお団子ではなくふわふわした黍もちが入っておりました。雉肉、鶏肉、山菜、卵などなど、ボリュームたっぷりでこれならばいつまでも記憶に残るというものでした。
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 高い石段の上は古事記、日本書紀にも記載されているいとも厳かな神社でありました。ここで、短歌会のグループが一緒になって、短歌会としてお祓いを受けて有名な釜鳴神事を受けることになりました。DSC_1918.jpg



神事の様子は撮影禁止ですので、終わって出てきた処の写真だけ写しました。「釜を焼き湯を沸かすにあたって時として音が鳴るという現象が起こる と、そこに神秘や怪異を覚え、それを不吉な前兆とみなし祈祷や卜占を行ったらしい。そして陰陽道的解釈が加えられていったと考えられます。」とのこと。釜の下には退治された 温羅(うら) の首が埋められているとかいないとか・・・
とにかく短歌会一同が神妙に頭を下げていると、巫女がセイロの中に入れた玄米を釜の中に入れて振ったとき、突然ブイ~~ンという鈍い音が鳴りだしました。おなかにしみるような音で、みんなで「聞こえた聞こえた!!」と喜んだというお話でございます
fune.jpg
 さて、ここでそれぞれ別行動の皆さんとお別れして我々短歌仲間3人は再び岡山駅に戻り、そこから在来線で福山へ、そしてバスで南へ30分ほどのところにある鞆の浦へと参りました。鞆の浦から渡し船で5分の仙酔島の国民宿舎が今宵の宿泊所です。
 


以前から万葉集で有名な鞆の浦に是非行ってみたかったのですが、今回の岡山歌会のお陰でその願いが叶いました。
「遠い昔、万葉の歌人大伴旅人が太宰の師という役目を担って九州へ渡る時立ち寄った所として有名」(青南6月号やまびこ、藤井博子さんの文章を拝借)
 鞆の浦の磯のむろの木見むごとに相見し妹は忘らえめやも    大伴旅人(3-447)
 磯の上に根延ふむろの木見し人をいづらと問はば語り告げむか   〃   (3-338)

このムロノキを是非見たいと思ったのだが、それらしき木は残念ながら見当たりませんでした。ムロノキは昔息子が伊豆の大崎瀬にダイビングに行くというので物見遊山かたがた出かけた折にムロの木と聞く立派な樹木が沢山生えていてその木の風格が忘れられませんでした。こんな木が旅人の時代には鞆の浦にも生えていて、旅人は妻とともにそれを見たのであろうかと往時が偲ばれます。
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仙酔島渡船場のすぐ向かい側に旅人の歌碑がありましたが、帰ってからこの木がムロノキだったことが分かりました。まだ若い木であとどれほど経ったら大瀬崎のムロノキのような風格が生まれるのでしょうか。大きく育って欲しいものです。
 吾妹子が見し鞆の浦のむろの木はとこ世にあれど見し人ぞなき (3-446)
  1. 2017/07/02(日) 14:53:05|
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