おだやかな日々に

蓼科高原と下諏訪 2

島木赤彦記念館
茅野から下諏訪まで電車に乗って行く。インターネットで大体調べて案内図なども持って行ったが、義姉が駅の案内所で聞いてみようというので、立ち寄った。ぐるりと廻るのに要する時間や、タクシー会社の電話番号、昼食のお勧めの店など、やはり有益な情報を得る事が出来た。先ずタクシーで諏訪湖畔にある赤彦記念館に。びっくりするほど大きな建物で近代的なデザインであった。

諏訪湖
記念館の前に拡がる諏訪湖である。雨が続いたせいか水が濁って見えた。冬になるとこの湖が氷るのだろうか。夕焼け空焦げきはまれる下にして氷らんとする湖(うみ)の静けさ    島木赤彦
赤彦
昔、歌を初めて間もない頃、短歌会の一人のご老人をお見舞いに行った事があった。その時、重い病の床で「ぼくはねー、赤彦の歌を読んでワァワァ泣きましたよ」と言われた。それ以来赤彦の名前がずっと心に引っかかっていたのだが、何しろ不勉強ものでこの年まで赤彦の顔も知らなかった。記念館に入るとすぐこの写真が掲げてあった。とても親しい人に巡り会ったような心持ちであった。
愛用品
大正時代の品物であろうか。赤彦の愛用品が黙然と陳列されていた。
一巻一号
 アララギ第一巻一号にお目に掛かった。これが出るまでに色々な経緯があったようだ。アララギの初めのよすがを目の前にして暫し感傷に浸る。


表紙絵
アララギ時代に良く名前を聞いた平福百穂画伯の表紙絵である。初めて見る事が出来た。
 
追悼号
赤彦の追悼号である。大正15年50歳でこの世を去った。明治45年に雑誌廃刊問題が起こり、続刊に多大な尽力をしたと年譜に記されていた。色々あったのだなぁと当時の事などがひどく身近に感じられた。島木赤彦の一生がここに集約されていた。それにしても、50歳で・・・・ああ・・・
 ここから、赤彦の居宅、柿蔭山房へと向かった。
  1. 2008/06/08(日) 22:15:47|
  2. 短歌など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

文学音痴の私は島木赤彦氏も今井邦子さんも知りませんでした、雲さんのお陰でまた素敵な歌人に会う事が出来ました。
有り難うございました。
  1. 2008/06/08(日) 23:42:41 |
  2. URL |
  3. bajiru #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

思い出しました。

高3の時の担任が国語の先生で、絵を描くように言葉で書けばいいのだといわれて短歌の宿題がでましたが、何個も作って並べてようやく景色が出てくる、これではだめといわれ真っ赤かになってかえって来たことを思い出しました。

数年前、リゾナーレで雲さんの短歌雑誌をちょっと拝見して「あ、あ~、これなんだなぁ」とそのとき少し納得できたような気がいたしました。
島木赤彦の歌をこの先生は大好きといってました。

お姉様との小旅行すてきですね。
  1. 2008/06/09(月) 10:08:43 |
  2. URL |
  3. ユミ #kY.A8d5U
  4. [ 編集 ]

知らないこと

bajiruさん、コメントをありがとうございます。私も不勉強で、短歌の世界では有名な方ですが、この小さな旅で、初めて少し目が開けたかと思います^^; 知らない事があるって、楽しい事かもしれませんね(^^)
  1. 2008/06/10(火) 14:24:57 |
  2. URL |
  3. 雲 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

赤彦の好きな先生

ユミ さま、コメントをありがとうございます。麿さま♪の御本を長いことお借りしておりました。とっくに楽しく読み終わっておりますのに、あれこれ纏めて郵便局になどと思って・・・明日お返し致しますm(_ _)m そうでしたね。リゾナーレでユミさまがご覧になっておられたこと、思い出しました。また近々♪♪
  1. 2008/06/10(火) 14:31:02 |
  2. URL |
  3. 雲 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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