最上川を渡り、
西光寺に移動しました。何とも素朴な感じのお寺です。
慶応3年作。純朴な感じの仁王様ですね。
境内の裏手に回ると芭蕉の句碑(中央)がありました。
さみだれをあつめて凉し最上川少し行くと
乗舩寺(じょうせんじ)です。 仁王門を入ると右手に何気ない土蔵のような小さな建物。通り過ぎようとしてふと見ると、自由に扉を開いて中の涅槃像を拝観出来ると書いてありました。そっと覗くと美しいお顔の仏さまがほの暗い自然光の中にゆったりと横になって居られました。
ここには「斎藤茂吉之墓」がありました。明日尋ねる金瓶と、青山墓地以外に思いがけず出会った茂吉の墓はひっそりとして一寸寂しげに感じられました。
奥に進むと大きな木々の爽やかな緑の中に子規の句碑、
ずんずんと夏を流すや最上川そして茂吉の歌碑がありました。
最上川逆白波(さかしらなみ)のたつまでに
ふぶくゆふべとなりにけるかも (白き山)
- 2012/06/06(水) 15:39:00|
- 旅
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何とも静かなお寺ですね、奥に車は見えますが、人の気配が感じられません。そして素朴な仁王様、可愛くてこれでは怖くありません。
- 2012/06/07(木) 21:38:50 |
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- bajiru #mQop/nM.
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bajiruさん、コメントを有り難うございます。
歌碑のあったあたりは爽やかな新緑で大きな木が風に揺れていて、とても気持ち良い所でした。
- 2012/06/07(木) 21:53:09 |
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- 雲 #mQop/nM.
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