
10日の日曜日、月一度の短歌会に出掛けました。
早めに到着しましたので、ちょっと散歩する事に致しました。
和敬塾の庭を通って行きます。(一般の通行人は通り抜けは出来ません。)
日当たりの良い所でもう辛夷の花がこんなに咲いて居りました。

和敬塾の東門を出た向かい側に、由緒ありげな大きな邸宅がありました。
近づいて見ると、門に「蕉雨園」と書かれております。
家に帰って調べましたら
「田中 光顕(みつあき)」の旧居とありました。お茶会などに使われる事もあるようです。

ほんの少し歩くと右側に
永青文庫があります。
昨年万葉集の先生にここで珍しい天球儀が見られると紹介された事がありました。
季節により、展示物が変わります。
また少し歩くとこの坂です。この画像は概ね下ったところから撮したものです。
手摺りがついていますからゆっくり歩けば大丈夫です。そして・・・坂を下りきる手前に
関口芭蕉庵があります。先ほどの蕉雨園とは地続きとのことです。入場無料。こじんまりして自然が楽しめます。

芭蕉庵の正門から見上げると左に白梅右に紅梅の花です。白梅はもうお仕舞いで紅梅が咲き残っているのが見えました。
胸突坂を下りきると神田川です。昨年の春には短歌会が終わってからここの桜を見に参りました。本当に素晴らしい
桜でした。

あっ、亀だ!の声に川をのぞき込むと今日の陽気に誘われて気持ちよさそうに甲羅干しする亀たちが見えました。

川縁の桜は?まだもう暫くかなと思われる中に昨日今日の暖かさに反応した桜を一枝見つけました。
今年もまた美しく咲き誇る事でしょう。
一人散歩また楽しからずや。というわけで、きびすを返して短歌会場に戻りました。
- 2013/03/12(火) 14:38:36|
- 今日の風、今日の雲
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